ライブ ビュー分析
ライブ ビュー分析は、ライブビデオ映像を見ながら、あるいは録画しながら、ターゲットを追跡できます。いくつかの分析タイプの中から IP カメラ用にタイプを選択しておくと、疑わしいイベントが発生したときにインテリジェントに追跡し、即座にスマート録画を開始します。録画したセッションはすべて、分析できるように整理された状態でアーカイブされます。シミュレーション モードでは各カメラが最高の結果を出せるように、感度、検出ゾーン、オブジェクト サイズを調整して正確な調整を行うことができます。
ライブビュー分析環境を設定するには:
- [分析タイプ] ドロップダウン メニューから分析タイプを選択します。
- なし:[なし] を選択した場合は、このページのその他の設定がすべて無効になります。
- 動作検出:指定したエリア内での動きを検出します。
- 失われたオブジェクト:指定したエリア内で失われたオブジェクトを探します。
- 異物:指定したエリア内で異物を探します。
- カメラ閉鎖:カメラのレンズが覆われ、有効に監視が行われなかった回数を検索します。
- 焦点ボケ:カメラの焦点が失われ、有効に監視が行われなかった回数を検索します。
- アイドル状態のない区域:誰か、または何かが、禁止ゾーンに侵入したり、指定した滞在時間よりも長く居残るときに、その回数を検索します。
- [感度] から感度のレベルを選択します。感度の値を上げると、より多くのイベントが検出されますが、その分誤報も多くなります。
- [オブジェクト サイズ] からサイズを選択します。オブジェクト サイズが 1x のとき、検索ゾーンのサイズが 1/100 であることを意味しています。黄色の長方形をドラッグして、検索するオブジェクトより小さくなるように調整します。このオプションは、[異物] 専用です。
- [滞在時間] から時間を選択します。このオプションは、[アイドル状態のない区域] 専用です。
- [検出ゾーン] で次のオプションを使って検出ゾーンを設定します。これらのオプションは、[動作検出]、[失われたオブジェクト]、および [異物] でしか使用できません。
- [追加] をクリックしてグリッド上のセルを選択すると、セルが検出ゾーンに追加されます。
- [削除] をクリックしてグリッド上のセルを選択すると、セルが検出ゾーンから削除されます。
- [すべて選択] をクリックすると、すべてのセルが検出エリアに追加されます。
- [すべて消去] をクリックすると、すべてのセルが検出エリアから削除されます。
- 次のオプションを有効化すると、ライブ ビュー分析のプロセスをより良く監視できるようになります。
- 検出フレームを表示:各カメラに対し、検出フレームがライブビュー スクリーンに表示され、形、物、イベントの位置が示されます。
- パスの追跡を表示:人や物の動きを示すために、追跡パスが表示されます。
- 仮想区域を表示:このオプションを有効にすると、画面の 4 つの検出位置により定義された仮想ゾーンが、禁止ゾーンに近づいたターゲットの動きをより簡単に識別するのに役に立ちます。
- シミュレーション:ライブビュー分析の設定を調整できるように、分析をシミュレートします。
- [保存] をクリックして、変更内容を保存します。
注意:
- ライブビュー分析ではクライアント コンピュータのリソースが処理に使用されます。コンピュータの処理能力に応じて、ライブビュー分析設定を調整してください。